こんにちは。代表取締役の土濃塚です。猛暑が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?今年の8月は「地球全体で大気の温度が高い」とされており、埼玉県の熊谷では国内最高記録となる41.1℃を観測したようです。もうこれ、お風呂ですよお風呂。夜でも25℃以上って、、、。就寝してもエアコンを運転していないと、熱中症になってしまう可能性もあります。もう人類にとってエアコンは必要不可欠です。そんなわたしたちにとって身近なエアコンですが、実は絶対にやってはいけない掃除方法があります。実はその方法は掃除を行うどころか、むしろ非常に危険な状態にもなります。「冷房も毎日使っているし、そろそろ掃除でもするか」とお考えのあなた。掃除は正しい方法でしか良い結果を生みませんのでご注意を!
「フィルターの掃除」
まずは定番のフィルター掃除ですが、皆さんどのくらいの頻度でやられてますか?年に2~3回、夏使う時に1回、など特に1人暮らしの方は掃除頻度も少ないようです。なんとなくフィルターは洗ったほうがいいんだな、とは思っているけどなかなか面倒くさい。冷房が効きにくくなってからでいいや。そんなことを思っているのではないでしょうか?しかし、このフィルターの放置、めちゃめちゃ危険なんです!!
フィルターには埃が付着します。これは部屋の空気をエアコンが吸った際に、汚れをキャッチして発生するものですが、フィルターも万能ではありません。網状になっているわけですから、当然細かい埃はフィルターをすり抜けていきます。また、常にフィルターに埃が付着している状態ですと、その埃を引っ張って吸い込まれていきます。そしてその通過した埃はすべて、冷たい空気となって部屋に撒き散らされます。つまりフィルターに埃が溜まっている状態は、常に有害な空気を吸っている、ということになるんです!これによってアレルギーになってしまったり、喘息が悪化する可能性が十分にあります。俺はアレルギーなんてないし大丈夫、と思っているあなた。本当に大丈夫ですか?アレルギーの発症はいつ起こるかわかりません。
まずはフィルターをこまめに掃除しましょう。月1回掃除できればベストです!決して過剰な頻度ではなく、このくらい掃除をしないとすぐに埃は溜まってしまうからです!という前に部屋の掃除も重要なのですが、、、笑。
「アルミフィンの掃除」
次にフィルターの後ろにある、アルミフィン。説明した通り、フィルターを通過した埃はこのアルミフィンにも付着します。アルミフィンの清掃で一番ポピュラーな掃除方法が、市販されているスプレー状の洗剤です。アルミフィンに洗剤を吹き付けて汚れを落とす例のやつです。実はこのやり方もめちゃめちゃ危険なんです!!
この掃除方法、アルミフィン自体はきれいになりカビの防止にもなりますが、その落ちた汚れは一体どこに行っているのか、、、。正解は下に落ちて、水切りのような溝を伝って排水管(ドレン配管)に流れていきます。通常の水分であればまったく問題ないのですが、スプレー状で洗浄したものは当然、埃を多く含んだ汚水です。こんなものが流れた日には、埃で排水管(ドレン配管)が詰まってしまい、水漏れしてしまいます!
まだまだ。水漏れだけでは終わりません。大体のエアコンが排水管(ドレン配管)側に、エアコンの基盤が設置されています。そこに水が侵入してしまうと、基盤がショートして火事になる恐れもあります!
エアコンの掃除を怠っただけで、こんなにもリスクがあるんです!!怖い、、、もうエアコン怖い、、、。
大事なこと
フィルターの掃除をマメに行えば、エアコンの空気も清潔に保たれ、アルミフィンが汚れることもありません。それができなければ、掃除業者を呼んでしっかり洗浄してもらいましょう。水漏れや火事、アレルギーなどのリスクを抱えたままよりかは全然ましです。ただ、やっぱり自分でフィルター掃除をこまめにやるのが費用もかからずベストです!あ、水道代がかかるか、、、。
アルミフィンはちゃんと養生をして、汚水が流れないようにできればいいのですが、一般の方には難しいやり方です。とにかくスプレー洗浄は絶対NGです!
正しい掃除を行わないと、何が起こるかわからないエアコン、、、。必要不可欠だからこそきちんとした掃除方法を心がけてくださいね!
以上、土濃塚でした。
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