浴室の黒ずみ落としの極意

初めまして、イエキレの一之瀬と申します。

今後、ちょくちょくブログをアップする予定なので宜しくお願いします。

 

さて、弊社にはシャワールームが設置してあります。

と、言っても使用している人は見たことが無いですが。

誰も使ってないという事は、必然的に誰も掃除をしないというわけで、弊社のシャワールームはひどいことになっております。

ここは一念発起して、私が清掃するとともに、皆様に浴室清掃の極意(?)を伝授しようと思います。

シャワールームです。ちゃんとお湯も出ます!!

内部は酷い有様です。

新たな生物が生まれそうです。

まず、浴室内のカビを取りましょう。

これは一般的なカビ取り剤、カビキラーです。カビ〇しです。考えてみたら安易なネーミングですね。

カビ〇しを吹きかけます。満遍なく吹きかけます。

5分ほど待ってから、お湯を流しながらブラシ等で優しく擦ります。

 

こんなにきれいになりましたー!

いや、綺麗になっていません。まだまだ汚染された状態です。この黒いのが厄介でありまして。

この黒ずみの原因は、水垢

水道水に含まれるカルシウムやマグネシウム等のミネラル分が固まり蓄積したものです。 水自体は蒸発してなくなりますが、含まれているミネラル分は残るため、それが蓄積して、白いうろこ状の跡になるのです。

炭酸カルシウムはpH7以上のアルカリ性なので、カビキラー等のアルカリ性洗剤では落ちないのです。

火属性の敵にひたすらファイヤの呪文を唱えているようなものです(?)

 

そこで、登場するのは酸性の洗剤です。

ここでは、こちらのクエン酸を使用します。

ドラッグストアなどで、300~400円で売っています。

バケツに入れて、少量のお湯で溶かします。

分量は、お湯100㎖に対して大さじ2ぱいほどで大丈夫です。

クエン酸水を、先ほど落ちなかった黒ずみに刷毛などで満遍なく塗布します。

スプレーするとむせますので刷毛がおすすめです。

2~3時間ほど放置したら、メラミンスポンジ(激落ちくん)でひたすら擦ります。

力を入れると傷が入るかもなので、なるべく優しく!

 

擦った後水を流してみると….

 

 

おお、綺麗。

黒ずみも綺麗に落ちております。

ここから新たな生物が生まれることは無さそうです。

別の角度からもう一枚。

我ながら良い仕事です。

 

 

よく、お客様に

「浴槽の黒ずみが、バスマジックリンなどでは落ちなのですが、どうしたら良いのですか?」

等の質問を頂きますが、黒ずみの正体は大抵は水垢です。

今回説明した通り、水垢はアルカリ性の汚れなので落とすには酸性の洗剤が必要です。

最近は酸性の浴室用洗剤なども市販しておりますが、先ほどのクエン酸でも同等の効果があるのでおすすめです。(安上がりだし)

ぜひ、お試しください。

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